2013年10月17日木曜日

父の還暦祝いで考えたこと

先日帰省して父の還暦祝いをしました。
私の父ももう還暦。自分が歳を取れば周りの人も歳を取る...当たり前のことですが、上京していると実感する機会はなかなかないです。

父が思い出したように言っていたことで印象に残ったのが、「自分が会社に入った1年目の当時の定年は55歳。社会人1年目にとって60歳という年齢はすごくジジイだと感じた。しかし今実際に自分がなってみた60歳は、ぜんぜん違う」という話です。

父が社会人1年目になったのは今から約40年前。この40年で年齢に対する捉え方はすごく変わったのでしょう。今では定年は65歳ですし、年金も65歳から支給されます。父はまだ現役で働いていますし、まだ「ジジイ」とは程遠いです。

自分に置き換えて考えてみました。どうなるだろう...今の年金制度が私の還暦の時も保たれているとは考えづらいです。もしかしたら支給年齢が70歳まで跳ね上がってるかもしれない。もしかしたら70歳までバリバリ働いてるかもしれない...!などといろんな想像をしてしまいます。

また、家族に囲まれて祝ってもらうというのは、すごく幸せなことだな。と感じました。いままで結婚について考えたことはないですが、初めていいものだな、と思いました。自分も子供に囲まれて祝ってもらえたら幸せだろうな...と。

65歳まで働くにせよ、70歳まで働くにせよ、一人では絶対に難しいと思います。支えてくれる家族、奥さん、パートナーがいなければ40年も働くのはやっぱり難しいと思います。

独身貴族と呼ばれる人達や、「結婚なんてしなくていい」という人もいますが、やっぱり長期的に考えたら人間は一人で生きてはいけないだろうと思います。「自分はどんな還暦を迎えるのだろうか」と想像し、逆算しながらライフプランを練ってみるのも大切なことかもしれないなと今回強く感じました。


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